国立新美術館で開催中の「ルーシー・リー展」をみた(6/21マデ)。リーは20世紀後半にイギリスで活躍した、ウィーン生まれの陶芸家だ。電気式陶芸窯から生み出されたうすい器ははっとするような鮮やかな釉につつまれ、非常にアーティスティック。身にまといたいような、洗練された美しさ。
ポスターなどに使われているのですでに知られた器だけど、このターコイズブルーとゴールドの組み合わせ、1度見たら忘れられない。
個人的にはこのくらいシンプルな方が磁肌を楽しめると思うけど。ただしこれらのような円熟期のリーの鉢の高台の高さが、私は苦手。使ってみたいという気を殺がれてしまう。と思っていたら、低いのもありました。でも一筋縄ではいかないな。揺らいでいる。
厚く塗られた特殊な釉が泡立ってこんなテクスチャーに。まさに溶岩。いい色。
リーは釉薬についてものすごい研究を重ねていたという。素焼きせずに素地に直接釉薬を塗っていたとか。でも彼女が製作について語っている映像を見ると、まるでケーキ作りのレシピを話しているみたいに、ほのぼのしている。
かわいいぃぃぃ・・・。日常生活に使うなら私は粉引きの器なんかがいいなと思うけれど、非常に目に楽しい展覧会だった。女性なら絶対「きゃあ☆」となる。このエントリを書くにあたって公式ウェブサイトをじっくり拝見させていただいたけど、これも秀逸。中の人、大変有能です。





コメント (4)
薄い生地に溶岩釉ってのが、新鮮でした。
本当にきれいなUTUWAたちでしたね~
投稿者: 一村雨 | 2010年6月10日 06:17
日時: 2010年6月10日 06:17
>一村雨さん
先日石洞美術館の濱田庄司展を見てきたばかりで、ルーシー・リーがバーナード・リーチに認められなかったって、無理ないなあと思いました。
それでも個性をのばし続けたリーの才能は本物でしたね。
萌えました〜
投稿者: ogawama | 2010年6月10日 21:14
日時: 2010年6月10日 21:14
ほんとキャー!♪と言いたくなる展覧会ですよね。特に円熟期のピンク! 私としてはルーシー&コパーが勝手にフォンティン&ヌレエフに脳内変換されてしまいました(笑)
投稿者: noel | 2010年6月13日 14:51
日時: 2010年6月13日 14:51
> noelさん
フォンティン&ヌレエフ、まさに!
祖国を離れ辿り着いたイギリスで育まれた、パートナシップですね。
年下の男性に触発されて眠っていた才能を開花させるなんて、うらやましいお話です。
また萌えてしまいます♪
投稿者: ogawama | 2010年6月15日 21:01
日時: 2010年6月15日 21:01