泉屋博古館分館で「住友コレクションの茶道具」展を見た(6/20マデ)。
住友家の美術品で最も有名なものは、住友家十五代住友吉左衞門友純(号・春翠)が明治中頃から大正期にかけて蒐集した中国古銅器と鏡鑑ですが、他に中国・日本の書画、洋画、近代陶磁器、茶道具、文房具、能面・能装束など美術品に対する関心は、大変広い範囲に及ぶものでした。その多岐にわたる所蔵品の中から、本展では、茶道具の名品を展示いたします。
お茶を習ったこともないけど茶道具は見るようにしている。茶の湯は日本文化を支える総合芸術だから、はたから眺めるだけでも興味は尽きない。茶「道」には怯んでしまうけど。でもお茶碗の釉の艶とか茶入れのころっとしたシルエットとか香合の様々な意匠とか、綺麗で可愛いらしいと思う。蒔絵の炉縁があるなんて展覧会で知って、うっと思ったし。基本は「おもてなしの心」だから、目に楽しいものばかり。
今回のコレクションは渋いなあと思った。いや鑑賞眼はまったくないので、個人的な印象。なんでそう思ったのか振り返ってみたら、出ていた仁清が《唐物写十九種茶入れ》と《白鶴香合》だったこと、
唐物が多かったこと、
侘びたお茶碗が多かったこと、
などによるのか。茶釜のよいものがあったらしいが、それはさっぱり。
こんな素敵な花入れで、砂張という合金を頭にとめた。
住友春翠さんとは京都の徳大寺家の6男で、なんとお兄さんが西園寺公望氏。男系相続者が相次いで死去した住友家の婿養子となって、15代吉左衛門を襲名。家長として住友家の発展につとめ、男爵を授与され、公共施設の寄付に熱心で(大阪図書館を創設したと遊行さんに教えていただきました〜)、印象派をいち早く日本に導入し、希代の数寄者という何とも奥深い高貴な人物。Wikiにのっているお写真を拝見すると、繊細な面立ちの方(http://ja.wikipedia.org/wiki/住友友純)。
中国古銅器の収集家として有名であることも、本コレクションに対する私のイメージに影響を与えたのかもしれない。




コメント (2)
こんばんは
それこそ東京なう。の遊行です。
つぶやかれてたときから待ってましたよ♪
これは展示物もいいんですが、解説も丁寧でよかったですね。
そうそう畠山の茶道具は本当に楽しかったです。
ノンコウの黒楽、それとトンボ柄の棗が最高です。
投稿者: 遊行七恵 | 2010年6月 4日 22:01
日時: 2010年6月 4日 22:01
>遊行七恵さん
東京遠征、毎度お疲れさまでした!
茶道具にときめくなんて、初体験でしたよ。
私の面食いレーダーが反応したのでしょうか。
畠山は今日は行けず。
いずれ目黒区美と併せて!
投稿者: ogawama | 2010年6月 6日 21:23
日時: 2010年6月 6日 21:23