2月以来(記録)の京都。天候に恵まれて、新緑が眩しいばかり。マイナスイオンあふるる名庭を巡ってきた。
瑞々しい苔の絨毯が美しい南禅寺にはいり、疎水の水路閣を越えて南禅院へ。
三門あたりの喧噪が嘘のように静寂に恵まれている。南禅寺発祥の地だが、元々は亀山天皇の離宮。最近読んだ小説に持明院統と大覚寺統の発生当時の確執が描かれており、ちょっと感慨。亀山法皇の御分骨を埋葬した御廟は宮内庁管理なのだとか。
夢窓国師作庭と言われる池泉回遊式庭園はしっとりとした美しさで、方丈の縁側に腰かけてぼーっと眺めてもよし、ぐるっとまわって琵琶湖疎水の滝のきらめきに目を細めるのもよし。癒されました・・・(ため息)。
そして南禅寺の塔頭、天授庵(wiki)。まずは枯山水庭園である方丈前庭。禅寺〜って感じ。写真にはよく写ってないけど菱形の石畳が独特で、これは小堀遠州の発案と言われるとか。
書院南庭に入ると雰囲気が一転。再びイオンたっぷりの池泉回遊式庭園。南禅院でノックアウトされたと思っていたけど、こちらはまた違った雰囲気。園路が探検するような作りになっていて、初夏の緑の生命力を肌で感じながら、やたらうれしくのしのしと歩き回りました。
長谷川等伯による方丈の障壁画が別館の特別展示室みたいなところで公開されていた。一部京博に貸し出されていたけど、学生さんの解説を聞きながらじっくり拝見。
今度はお寺でなく。以前から興味があった、小川治兵衛作庭の無鄰菴。南禅寺参道前。ここは山県有朋の別邸跡で、主人の希望でそれまでの日本庭園とは違う造形を求められたとか。と言うか有朋の好みが強く反映されているらしい。私の第一印象は、「お寺と違って色々考えなくてイイ!」(笑)。苔むす禅寺もいいけど、東山を借景とした芝生のなだらかな小丘も和む。
こちらにも琵琶湖疎水が活きてます。
母屋2階と茶室は貸し出し可能とか。
この他2階建ての洋館あり。明治36年に「無鄰菴会議」(wiki)が開かれた歴史的な場所。










コメント (2)
七代目小川治兵衞の庭に行って来たのですね!
無鄰菴の庭、良いですよねぇ。
お寺、特に禅の庭とかってなんか襟を正して見なければいけない
雰囲気があるけど小川治兵衞(植治)の庭はホッと一息つける
感じなのですよねぇ。
この東山周辺には他にも植治の庭が沢山ありますZE。
並河靖之七宝記念館なんかも植治の庭。
是非、次回の旅程では植治巡りでも、笑!
投稿者: KIN | 2010年5月 5日 10:48
日時: 2010年5月 5日 10:48
>KINさん
いやいや、マジで植治巡りもねらってます。
七宝好きだから、並河記念館なんて二重に狙い目。
ただ、せっかく京都に行くなら季節を選びたい・・・
紅葉の時期がベストだけど混むから大変!
この新緑シーズンは思いの外どのお庭も美しく、素晴らしい思い出になりましたよ。
KINさんも仕事さぼって行っちゃえ〜♪
投稿者: ogawama | 2010年5月 5日 21:34
日時: 2010年5月 5日 21:34