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ポーラ美術館「ガレ、ドーム、ティファニーのガラス ―花ひらくアール・ヌーヴォー」

箱根のポーラ美術館に行ってきた。2度目。メインの企画展は「ボーナルの庭、マティスの室内 日常という魅惑」(3/17マデ)で、これはポーラの素晴らしい所蔵作品中心の美しい展覧会だったが、常設展示もまた魅力的で。日本画・洋画・工芸品と幅広く、かつレベルの高いコレクションを楽しんだ。

特に興奮したのがこれ。「ガレ、ドーム、ティファニーのガラス ―花ひらくアール・ヌーヴォー」(3/17マデ)。ガラス工芸、好きなのだ。元々キラキラしたものに弱いし、最近は古代ガラスの妖しい輝きに魅了されている。名和さんのPixCellシリーズが好きなのも、同じ流れか(え、工芸扱い?)。

19世紀末から20世紀初めにかけ、植物をはじめとする自然界の生命を生き生きと表現したアール・ヌーヴォー。本展では、当館のガラス工芸コレクションの中から、アール・ヌーヴォーのガラス工芸作家であるガレ、ドーム兄弟、そしてティファニーによる、植物をモティーフとして制作された華麗な作品の数々をご紹介します。

展示の大半はガレ。ガラスの色絵って違和感を感じるので、無色透明地にエナメル彩で線の文様を描く作品より、色ガラスに輪郭の曖昧な模様、プラス彫刻など入っているタイプが好み。工芸分野の芸術品って言い訳が許されないというか、美しくないものは見向きもされない(個人の好みにもよるが)。潔いよね。そしてとてつもなく美しい作品は、時代を超えて大切に愛され続ける。ガレはガラスに命を吹き込んだ。

20100217_02 エミール・ガレ《クロッカス文花器》

作品数は少なかったけど、ティファニーのラスター彩にはノックアウトされた。今まで見たラスター彩の中で、ずば抜けて洗練されている。さすがティファニー家の息子、フォルムもかっこいいのだ。この人はステンドグラスなども手がけているらしい。見たいなー。

20100217_03 ルイス・C・ティファニー《花器》

ドーム兄弟はガレのよきライバル。装飾的でガラスの透明度が低い作風だったように思う。

20100217_04 ドーム兄弟《藤文様花器》

さてさて。レストラン「アレイ」でいただいたランチ。ミュージアム特製シーフードカレー、ほどほどに辛口で美味しゅうございました。

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この日の芦ノ湖周辺は小雨で霧にけぶって神秘的な感じ。箱根神社や箱根プリンスや大涌谷もまわった。とても楽しかった。

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