世田谷パブリックシアターで待望の「珍しいキノコ舞踊団」の公演「私が踊るとき」を観た(1/22-25)。乗越たかおセンセイの本で度々紹介されいていて、すごく興味のあるダンス・カンパニーだったんだけど、なかなか見る機会がなかった。2年ぶりの新作だそうですね。なるほど。
振付・構成・演出:伊藤千枝
演出補:小山洋子
出演:山田郷美・篠崎芽美・茶木真由美・中川麻央・梶原未由・伊藤千枝
このカンパニーは日本大学芸術学部に在籍していた伊藤千枝さん、小山洋子さんに山下三味子さんが加わって、1990年にに結成されたそう。乗越センセイの名著「コンテンポラリー・ダンス徹底ガイドHYPER」によれば「次第に盛り上がってきた新しいダンスの波......〈H・アール・カオス〉、〈レニ・バッソ〉、〈山崎広太〉らの中でも、彼女たちは異彩を放っていた」とか。えっ、どんなふうに?
上記の本の170〜173ページあたりに乗越センセイの鋭い評が載っているので、興味ある方は買って読まれること(ど〜してもというお友達にはお貸しします)。私は今回の公演を無邪気に楽しんじゃったので、考察ぽい感想は一切なし。とにかく可愛かった。ポップでキュートだった。TwitterのTLも一部そんな感じで盛り上がっていた。
意外だったのは、みなさんかなり「踊れそう」なこと。幕開けは伊藤さん以外のダンサーが舞台で様々な(ダンスっぽい)ポーズをとって、マネキンのように静止していた。かなり長いこと。気づいたらじりじりと動いていて、いつの間にか体勢が変わっていたんだけど、ああいう演技はプロのダンサーでないと無理。衣装はめちゃキュートだけどなかなかハードな振付けだなあと見ていた。展開はめまぐるしくて、シーンもセットもどんどん変わる。懐かしめの曲を使うのは、井手茂太さんに似てるかな。セットも音楽も振付けも愛を語る設定なのにガールズトークを繰り広げるシーンは笑った(キノコじゃ安定した生活はのぞめないのね)。2パターンの一組目がとてもうまかった。クラシック・バレエの音楽も使っていて、そういう時の振りはちょっとお澄まししてる感じ。みんなよく踊っていて、ダンサー6人には見えなかった。倍くらいいるような気がした。
これは珍しいキノコ舞踊団 × plaplax 「The Rainy Table」のCM映像。もっと見たいな。

