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ウィーン・ミュージアム所蔵 クリムト、シーレ ウィーン世紀末展

高島屋美術館で開催中の「クリムト、シーレ ウィーン世紀末展」に行った(10/12マデ)。サイトは質素だけど、出品リストくれたし受付は丁寧だし、何よりこんな素敵な作品たちを持ってきてくれて、高島屋美術館はよい美術館だ。このあと舞台鑑賞の予定が入っていたので30分ほどしかいられなかったのが、すごく心残りだった。

第1章 装飾美術と風景画
 ここは知らない画家ばかりだけど作品量が多く充実していた。私は風景画が好きなので、そちらに目が行く。割と保守的な絵が多かったように思う。でも風景画はオーソドックスな方が楽しめる。光と影のコントラストがやや強めな印象。

第2章 グスタフ・クリムト
 うーんクリムトが少なかった。むしろ弟のエルンストの《宝石商》に目が行く。背景がゴールドとか、異様にきらびやかなんだけど結構許容できる装飾性。クリムトを見に来てるんだから、これくらい当たり前って感じ。グスタフはなぜか《彫刻》に一番惹かれた。ドローイングが好きだからだろう。輪郭がやわらかくてうっとり。

第3章 エゴン・シーレ
 思ったよりたくさん作品があって、満足度が高い。油彩は4点だけど、私の場合線画が好きだしシーレのやや辛辣な視線による肖像画が好きなので。そう、友人らを描いたと思われるリトグラフや鉛筆画がツボだった。油彩では《ヒマワリ》や《意地悪女》は色の選び方がどうも合わなくて、《アルトゥール・レスラー》が好みだった。歪んだ姿勢とか、気にならないくらい。

第4章 分離派とウィーン工房
 好きな作品が多かったところ。と言っても挙げてみるとオットー・ワーグナー《シュタインホーフの教会(草案)》はスケッチだしエミル・オルリク《グスタフ・マーラー》は銅版画、「ウィーン工房のハガキ」なんて商品化されたポストカード。でもデザインものって時代を越えていいものはいいんだと思う。特にメラ・ケーラーの描く女性がおしゃれ系少女マンガのように可愛くて、販売ハガキを買ってしまった。そして家に帰ってから「アーツ&クラフツ」展の図録を開いて「ウィーンにおけるアーツ&クラフツ」のページを見返す。オスカー・ココシュカ。アルフレッド・ロラーが本展とかぶっていた。

第5章 自然主義と表現主義
 ここは第1章以上に当たり前な感じの作品が多くて、あと急いでいたせいもあってあまり記憶に残っていない。当時のウィーンを偲ぶ、という感じだったか。

コメント (4)

30分ではもったいないですね。
もう一度行かねばなりませんね。
クリムトは、彼らしい官能的な裸婦像がなくて
残念でした~

ogawama:

>一村雨さん
三越のたいめいけんでオムライスを食べていたら、時間がなくなってしまいました〜(あ、三越でお買い物もした)。
デパートの展覧会は色々誘惑が多くて。
北海道物産展やってたみたいだけど、見向きする時間もなく・・・
高島屋も夕方割引になるんですよね。
狙って再訪します!

aya:

ああ~。この展覧会、
天保山サントリーミュージアムの
ラストを飾るんでした。

数回しか行くことのなかった美術館だけど
これだけはしっかり観てこようと思います!

ogawama:

>ayaさん
天保山・・・
「インシデンタル・アフェアーズ」に行ったのが最初で最後でした。
〆にはふさわしい展覧会だと思います。
感想楽しみにしてますね〜

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