千葉市美術館で9/7まで開催されていたブラティスラヴァ世界絵本原画展に行った。ダムタイプ@ICCとTAB TALKSを振り切って最終日に駆け込んだのは、pandaさんのエントリを読んでしまったから。グランプリの作品の精密画がすごいというのを聞いて。千葉市美術館、うちからだと1時間以上かかるんだけど、どうにも不思議な魅力を持った美術館だ。
さてブラティスラヴァ世界絵本原画展、スロヴァキア共和国の首都ブラティスラヴァで2年に一度行われている絵本原画の国際コンペティションで、今回紹介されたのは2007年の秋に開催された第21回展とのこと。グランプリのアイナール・トゥルコウスキィはデザイナー出身のドイツ人作家。緻密でシュールなシャーペン画はデザイン的にも面白い。
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| アイナール・トゥルコウスキィ「まっくら、奇妙にしずか」20080910 |
私のお気に入りはマリア・エキェル。 ちょっと暗めの、いかにも子供達が魅入られそうなコワイ造形と美しい色彩が素晴らしい。「ポーランドのおとぎ話と伝説」は字の多い、結構厚い本なので、あれの原画集があったら欲しい!
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| マリア・エキェル 「ポーランドのおとぎ話と伝説」20080910 |
ベンテ・オーレセン・ニストロムの「アルティングさん」、彼の生活ぶりがとっても不可思議で魅力的で、久しぶりに童心に戻って現実逃避を夢見てみた。
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| ベンテ・オーレセン・ニストロム 「アルティングさん」20080910 |
日本作家では、一村雨さんも言及されていたけど、岡田嘉夫さんの「義経千本桜」(橋本治・文)が良かった。派手だけど。置いてあった絵本を通読して、演目の勉強してしまった。歌舞伎教材としてあのシリーズ揃えようかなあ。
歴代グランプリ受賞作家も紹介されていて、さすがグランプリ作品、どれも素晴らしい。先日軽井沢絵本の森美術館に行った時も「アンデルセン童話の絵本展」がとても素敵だったのだけど、ブラティスラヴァは様々な題材の絵本が集まっていつのでバラエティに富んでいた。1981年グランプリのロアル・アルス「クリストファーの旅」、これも素晴らしい精密画。
図録の画は小さくてとても原画の美しさを再現するものではないけど、いい展覧会だったので購入した。装幀自体はいい。ついでにバックナンバーの「都市のフランス 自然のイギリス」展の図録も入手♪去年のマイベスト4位の展覧会だったのだ。




コメント (4)
ogawamaさんは、
画家達に関しても詳しいですね。
精密な超現実に潜む美
投稿者: panda | 2008年9月10日 10:34
日時: 2008年9月10日 10:34
>pandaさん
いえ全然詳しくなくて、図録を見ながら書きました。
絵本とか普通の本の挿絵って、好きなんです。
pandaさんに感謝〜♪
絵本の世界の超現実、良質なものは大人でも楽しめます。
投稿者: ogawama | 2008年9月10日 20:08
日時: 2008年9月10日 20:08
そうですね。
絵本を眺めるのって、現実逃避をしている
感じもするのですね。
私は子どもの頃、アルティングさんの絵のような
世界観が大好きでした。
投稿者: 一村雨 | 2008年9月11日 06:03
日時: 2008年9月11日 06:03
>一村雨さん
子どもの頃・・・。
私は自分だけの島の設計図を書いて遊んでいました。
飽きずにずっと。
絵本はそういう忘れ去っていたことを思い出させますね。
投稿者: ogawama | 2008年9月11日 21:38
日時: 2008年9月11日 21:38