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ラ・フォル・ジュルネ2007

ラ・フォル・ジュルネ2007最終日。去年は行かなかったけど(知らなかったし)今回は連日ハシゴした。取れないチケットも結構あって、もう行き当たりばったりと。家から結構近いということもあって、朝一9:15開演なんてのも出席。
クラシックファンではないが、やっぱり生はいい。すごくいい。耳だけだと楽器の聴き分けができないので曲の構成が理解できないけど、ビジュアルが加わると音が生き生きと聴こえてくる。終わってみると印象に残ったのは「楽しげな」演目。
・レ・シエクル/フランソワ=グザヴィエ・ロス(指揮)
フランスの室内オケ。5/2は小さなBホールで、指揮者の日本語の挨拶に始まってテンポ良く小気味よい演奏。若いメンバーが多く、ロス氏が汗だくになってうれしそーに振っていたのが良かった。「シャブリエ/田園組曲」がさわやか。5/3はレジス・パスキエ(vl)と共に Cホール。バイオリンをしっかり立てて、やっぱり良いノリで。サン=サーンスっていいんだなあと思った。
・トリオ・ヴァンダラー
フランスのおじさん3人組、5/3。チェロの人が表情豊かで、ちらちら客席を見て反応を伺っているのが面白い。ラヴェルとサン=サーンス。何よりも3人の息がぴったりで(多分ここがポイント)、それぞれに華やかさもある。ラヴェルに惹かれて聴いたものの彼らが気に入ってしまったので他の公演にも行こうとしたが、残念ながらチケット売り切れ。
・アンドレイ・コロベイニコフ
ロシアの20歳のピアニスト、5/4。ちゃんとモーニングを着ていて髪は短髪で、笑顔が可愛い。でもピアノに向かうともう夢中になっちゃう感じ。前日聴いたアラン・ブラネスみたいな理知的な感じではなくて、でもパワーは負けていなくて指の動きも超人的。アンコールで弾いてくれた『ロディオンシチェドリン ロシアの風』は迫力があった..。あれだけたたいてもピアノって壊れないんだと思った。印象が強かったので曲目も記録(一部変更があった)。
 ボロディン/修道院にて
 チャイコフスキー/ドゥムカ ハ短調 作品59
 コロベイニコフ編/ゴパーク
 ラフマニノフ/前奏曲ニ長調 作品23-4
 ラフマニノフ/前奏曲嬰ハ短調 作品3-2
 ラフマニノフ/ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 作品36
・ラファエル・オルグ(vl)&エマニュエル・シュトロッセ(p)
この公演が私にとって今回のトリだった。フランスの素敵なふたり、5/6。バイオリンとピアノだけの組み合わせって、最高だと思った。「マルティーヌ/ヴァイオリン・ソナタ第3番」でオルグにうっとり、「聴かせてくれる〜」と痺れてしまう。ふたりのハーモニーが洗練されている。曲もいいのだ。「シベリウス/5つの小品」は軽やかで、でも多彩な音を聴かせてくれる。ヴァイオリンがあんなに雄弁な楽器だったこと、今回のイベントを通じて始めて知った。

コメント (4)

sdt:

ラ・フォル・ジュルネ最終日参加お疲れ様です。
私は結局初日だけでした。クラシック詳しくなくても楽しめるところが良いイベントだなーと。
アンドレイ・コロベイニコフ、ちょっと気になりました。(ロシアのピアニストに興味を持ち始めたところだったので)是非聴きたかったー。
話はまたがりますが、国立西洋美術館、版画展&ドレ、いいですよね……。ドレ大好きです。

sdtさんこそ、連休に関係なくお仕事されていたようで、お疲れ様でした。

ロシア勢では3日のマラルメホールの、ラフマニノフ/ピアノ三重奏曲とドヴォルザーク/ピアノ四重奏曲を聴きました。
↑のフランス人みたく微笑み合って和気あいあい、という感じではなくて、ちょっと無骨な感じの取り合わせで、ピアノはボリス・ベレゾフスキーという人でしたが力強い演奏でした。

ドレ、お好きですか...。
趣味合いますね!

コロベイニコフ、聴きたかったなー
プログラム見てラフマ&チャイコ好きなわたしには垂涎な演目なだけに、
国外脱出中はちょっとくやしかった。
シベリウスは交響曲はなかったっけ?
↓のエントリですが、わたしもタムラサトルはちょっと見たいです。
あの辺は地元も同然なのでいつでもOKですよ。

シベリウスの交響曲って
 http://www.t-i-forum.co.jp/lfj_2005/artist/detail/sinfonia_v.html
 http://www.t-i-forum.co.jp/lfj/artist/detail/orchestre_04.php
でやっていたようですが、聴いていません。
コロベイ君、人気ありますね。
熱いんだけど曲が終わる時はサラッとしてて、現代っ子〜というイメージでした。

私ものごとはすべからく本から入るタチで、ピアノが好きなんですが憧れのイメージは平野啓一郎著「葬送」のショパンの演奏です。
強打しない奏法。
今回ピアノに重点を絞って色々聴いてみましたが、皆さん叩き方が激しいので「ピアノは破壊的な楽器である」という認識を持ってしまいました。
音響の悪い会場のせいかなとも思いましたが、あれがふつうなのかなあ。

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